energy note

色々と勉強中なので備忘録として。

アブラムシの退治方法の検証

室内で実験している水耕栽培でアブラムシが発生しました。
虫がつかないのが大きなメリットの一つである室内の水耕栽培で、まさかアブラムシが発生(?)するとは思ってもいませんでした・・・しかも、半閉鎖状態にしている水耕栽培棚の中で・・・
退治しないと厄介なことになりそうなので、ちょっと試したことを記録しておくことにしました。

以前このようなアブラムシのツイートがちょっと有名になっていました。


このツイートを見てて「あーそうなんやーしらなかったわー。だからあんなに密生しているのかー。ふーん。あぶらむしってこわいねー。しつないはかんけいないだろうなー(ハナホジ」くらいにしか思っていませんでしたが・・・
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ところが部屋に置いている水耕栽培でもアブラムシがついてしまいました。まぁなんでも成虫はその辺を飛んでいるとのことで、ちょっとした隙に入られる可能性はあったわけですか、と理解しました。
対処方法を調べていると、いくつか面白そうなのが出てきたので、試してみました。とはいえ、室内&半閉鎖空間なので、できる内容が限られるのと、ずっと置いておくわけにもいかないので、試したら処分and食すことにしました。


探してて結構多かったのがでんぷんを噴霧する方法。片栗粉をといて霧吹きで吹きかけるという感じです。
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片栗粉をほんの少しお皿に取って水で溶いてからレンチンしました。少し薄めるとこのようにトロみのある感じに仕上がりましたが、霧吹きで噴射できないのと霧にならなかったので結構薄めました。
結果がこちらです。
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霧吹き後数分後の写真ですが、弾いたり垂れたりして液がちゃんとまんべんなく付きませんorz濡れ性の問題なのか、葉っぱの種類によっても違うのか・・・
多分、溶液に粘性があるせいかと思っていますが、界面活性剤入れるわけにもいかないし、濡れ性に変化でるくらいアルコール入れると枯らしてしまいそうだし・・・その前にアブラムシが溶液を弾いています!!たくさん吹きかければいいとも思い、今回は処分and食す前提なので外で作業したのでできましたが、実際に室内で装置内で葉全体が濡れるほどシュッシュするわけにもいきません。どうかわかりませんが、でんぷんも糖的なやつなので、その辺に残っているとカビでも付きそうで心配ですし、改善が必要です。
ネットで見た感じでは結構効果を上げているようですが、植物にもよるんでしょうか?乾燥したところを見ると、葉にちょっとした膜みたいのが見えたので、一応でんぷん的な何かはついているようでした。試しにアブラムシをつついてみると、死んでいるやつもいれば普通に生きている奴もいて、効果的にはどうなんでしょうか、といったところ。
多分、外で栽培している植物で定期的に霧吹きでかけるとかだと効果ありそうと思いました。黄色いテープというのもあるようですが、水耕栽培ではどうなんでしょう・・・?
牛乳を吹きかける方法はあまりやりたくないので、次はお酒やアルコールに唐辛子を浸してその溶液を薄めてを吹きかける方法を試したいと思っています。装置内で噴霧してもあまり残るような成分じゃなさそうだし、そこまで変な成分ではない(たぶん・・・)ので大丈夫だろう!という考えです。アブラムシだけじゃなくていろんな虫に効きそうなイメージだし、検索したらアザミウマにも効果あるみたいですし。多分、液肥の溶液に入っても問題は・・・多分・・・ない・・・

そもそももう虫が付いてほしくないですが・・・
今回の実験は一つの結果として捉えてもらって、効果がない、ということを言いたいわけではないです。
作物を作っていくうえで虫との闘いは避けて通れないと思うので、今後もいろいろと検証していければなぁと思っています。