energy note

色々と勉強中なので備忘録として。

水耕栽培用LEDライトの自作(再利用編)

前回の記事でライトが徒長の要因になっているのではないか?という仮説のもと、白色LEDにて栽培することを検討しました。色々な方の水耕栽培装置を見ているとLED蛍光灯であったり、水耕栽培専用の白っぽいLEDライトを利用されているようです。
今回、幸いなことに廃棄する予定のLED蛍光灯をゲットしましたのでこれを使わない手はありません。こういうLED蛍光灯の故障のほとんどが電源の不良であり、LED自体には問題がないことが多いです。(個人的経験則)今回のLED蛍光灯も電源部だと思われます。なぜか抵抗の足がさびている?のもありました。
ゲットしたLEDの配列にはいくつか種類があり、使いやすそうな種類をチョイスしました。
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このような細長い基板上にLEDチップが並んでおり、裏面は大体放熱用のヒートシンクかアルミ板になっています。どのように分かれているのかわかりませんが、点灯に必要な電圧が24~40V(これも個人的経験則)が多く、直並列を組み合わせた回路構成となっていることがほとんどです。
これら電圧はスイッチング電源では動かずちょっとめんどくさいので10~12Vほどで点灯できるように基板上の配線をカットし、直並列を組み替えました。というか、サイズが合わないので、カットしたらいい電圧に落ち着きました。将来的にバッテリー駆動とかすることも見越しての電圧設定です。電圧高い方が効率はよさそうですけども。
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LEDのチップは通常はんだ面がむき出しになっているので、野菜が触れたら野菜たちが感電するかもしれませんwそれは冗談としても、12Vとか加わっている部分に葉でも触れたら少量であっても電流が流れて悪影響が出るかもしれないですし、湿気などからLEDチップを保護する必要性もあります。そこでチップ面にはコーキングを施しました。これでチップの保護と一緒に少しだけ拡散効果も得られたと思います。
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(まだ整える前なのでコーキングの残りが飛び出ています)
実際に光らせるとこういう感じです。結構明るい。
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これだけ光らせるとかなり明るい。2段棚になっているのですが、下の段まで結構光が届く。それにあまり発熱しない。
さぁて。これで徒長しないといいんですが。

とりあえず、これで実験してみたいと思います。
合わせて水耕栽培の棚は発泡スチロールやMDF材で覆っているのですが、MDF材にカビがめっちゃついていました。ちょっと動かすとホコリみたいにブワーッって煙みたいになるくらいorz 湿度99%で25度前後あったからそりゃカビも喜ぶか・・・閉鎖型だとそれなりの材質を選んで、掃除しやすいようにしないといけないですね。
実験欲だけ満たしてないでそろそろまともに野菜作らないと家族の視線が・・・orz 経験値とストレスはたまりますが、これでうまくいかなかったら結構しんどい。