energy note

色々と勉強中なので備忘録として。

水耕栽培での徒長について

水耕栽培を実験し始めて少し経ちますが、結構な確率で徒長してしまうということに遭遇しています。
装置的には完全人工光で、虫よけ、環境管理がしたくて閉鎖型で実験しています。そこでよく起こる徒長


光の量はたぶん、申し分なさそうだったのですが。luxでしかみていませんが、6000luxくらいは確保できていました。
ふと見ていたTwitterでこの記事を発見。
マイナビ農業 - 室内で野菜栽培できるLEDライトとは? 選び方のコツをプロに聞く!

なるほど?そういえば波長で植物の生育状況が変わると聞いたことがある・・・

波長についての資料です。
www.mext.go.jp
いくつかの波長帯において反応の段階や状態が違うことがわかります。
その他HP情報では、レタスなどが青色でしっかりした苗になるとか。

電力中央研究所の資料ですが、赤色LEDの場合、サニーレタスは徒長しているようにも見られます。
育苗段階における青色LED照射がサニーレタス苗の品質と定植後の生育に及ぼす影響

植物によって求める波長帯は違うとのことですが、成長ステージや植物によって光源の波長が大きく成長に影響しているらしいということまでは理解できました。
今のライトはほとんど赤色で、青がまばら、あとは赤外線と紫外線のLEDがついているようです。成長段階で青色の光が足りないのであれば、今回のライトではそりゃ徒長する可能性あるよね、という結論でいま考えています。
このライトで実践しようと思ったのは単純にAmazonで植物栽培用LEDみたいなタイトルのLED照明だから購入しました。緑色が光合成にあまり使われないんだったら、赤・青でやったら緑色光らさない分電気代削減できるっしょ、的な考え。ってかもうこうなったらエネルギー効率うんぬんではなくて、単純に白色LEDでやればよくね?と。大体の設備が白色LED蛍光灯使ってるし、いろんな野菜栽培したいから余計にこれがいいかw


白色LEDライトを用意して、実際に同じ野菜を育ててみて、変化を見てみます。気温とかも関係する、という情報もあったけど、今は季節柄その要因の可能性は低くなるだろう。光の強さとかにも影響するだろうから完全に一致しないまでも参考にはなるかと思っています。これで作ったライトのどこかの波長帯が弱いとかで徒長したら泣けるw
こうなるとPPDF測る光量子束密度測定器欲しくなってくるけど、手が出しづらい金額だ・・・どうにか自作できないだろうか。
これは波長可変(LEDの切り替えで対応)型のLEDライトを作りたくなる欲が湧いてきてしまう・・・orz
実はこの欲求を見越して部品はそろっているんだよな・・・いつ作ろうかなぁorz
こんなやって色々やり始めるからごっちゃになってやらないこととか積み基板とか積み部品が出来上がる