energy note

色々と勉強中なので備忘録として。

パワエレの難しさ、回路設計の難しさ

energy-note.hatenablog.com
先日このような記事を書きました。

MPPT機能付き降圧DCDCコンバータの設計を試みました。
薄膜太陽電池の仕様が開放電圧192Vの短絡電流0.3Aだったので、24Vに降圧してバッテリーでも充電しよう、という目論見で。
そもそも扱いづらい仕様だぜ。市販のMPPT機能付き太陽電池コントローラーにもほとんど接続できない。
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回路はこんな感じなのですが、10Vをかけるといい感じに降圧してくれて、デューティー比を変えて出力の調整もうまく行っていました。
そこで太陽電池を実際につないでみると・・・全然きれいに降圧してくれません・・・orz
PICからのPWM信号は出ていてゲート電圧もちゃんとよさげなのですが、どうもうまく降圧できません。
それに加えてI2Cで接続しているLCDの表示がノイズか何かで消えてしまいます。
ゲート抵抗に並列にファストリカバリーダイオードを付けても、G-S間に抵抗を入れても、変わりません。
買った本ではこんな高電圧を扱うような回路は載っていないのであまり参考文献がありませんorz

もう少し触ってみて無理そうであれば市販の220V→24VとかのACDCコンバータに接続してMPPTは妥協するしか今のレベルでは追いつかなさそうorz引き出す電流値で調整するか・・・
100Vオーバーの降圧回路ってあまりググっても出てこない。専用ICみたいのも120Vくらいまでですね。

あと、
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こいつですね。ネットで仕様見たときに、正弦波って書いてたから普通にTVつくかなーってやってみたらつかないしorz
オシロで見ると矩形波やんけ!どおりでモーターつないでもパワーが低いわけだ!正弦波インバータとして使いたかったがorz
なんかさんざんな出だしになってしまいました・・・
とりあえず、バッテリー充電する回路を組んでいこうかと・・・設備として利用できるのはいつになることやら。

暑い日々が続いていますがすごい熱エネルギーだと思うんですよ。
この熱エネルギーを使いたい、というまた別の欲求がうずを巻いていてやばい。