energy note

色々と勉強中なので備忘録として。

ZECプロジェクト(仮)

賃貸に住み始めて思っていることがいくつかあるのですが。
もし、一軒家で持ち家に住んでいるなら色々太陽光発電とか検討して「完全オフグリッドだぜ!ヒャッハー!」とかやりたいと思っている人間なのですが、賃貸集合住宅なので通常それは不可能に近いことであると。

集合住宅でもできることがあるのでは?と思って調べると結構ベランダ発電やっている人がいる。
グリッドタイインバータもものすごく気になりはするけれども、法律的にも気になるし、もろに系統連系してるしもしもを考えると怖い。
まぁそれならバッテリーに充電してテレビやらパソコンならどうにかなるんじゃね?(廃UPSも転がってるし)
という安易な発想がどんどん発展し、「チャリこいだり、燃料電池入れたり・・・」みたいな妄想までやりだして最終的には集合住宅でオフグリッドとか不可能っぽいから逆に面白いと。

今世の中ではネットゼロエネルギーハウス(ZEH)というものが流行っているらしい?義務化までは決定していないものの、徐々にそういう方向にもっていくとのこと。

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

経済産業省HPより。
www.enecho.meti.go.jp


そこでZEHを参考に「ZEC(ゼッチ)(ネットゼロ電気料金賃貸):Zero Electric bill Chintaiをやってみたいと思います。

まぁゼロにも見かけ上でもゼロには厳しいと思いますが、照明などは誤差みたいなもの(配線も変えられないし)として、コンセントに接続する機器類をすべて自前の電気で動かせたらいいなぁ程度で。家以外の場所からエネルギーを回収してこれたらそれを電力系統につながっている分の料金と基本料金に充てられればネットゼロにはできるのでは。
一応、月々の電気使用量が大体200kWh~300kWhぐらいで推移していて
仮に300kWhだとすると1日当たり10kWh、ということは24で割って、1時間あたり約420Wh。
充放電や変換の総合効率を仮に70%くらいだとしたら、計算上は常に600Wを発電し続ける何かが部屋にあればいける!!
いけねぇよ!!常に600Wって夜はどうする!?音出す発電機置けねぇし!燃料食う発電方法だと電気代のほうが安くね!?扱いやすい鉛蓄電池だと消防法の関係上置けるの9.6kWhまでやろ!?そもそもこんな設備持ってたら追い出されないか?ってか家に置くスペースないし!家族の理解が得られるか・・・?

まぁこんな思いつきで始めますが、多分途中で挫折するかと思います。この賃貸にいつまで住んでいるかわからないし、スペース的にも限界があります。なんか自然消滅しかねない途方もない取り組みですが、まずは水耕栽培に使える電力だけでもという気持ちで、気力が持つ間はしばらくは続けてみたいと思います。

※念のため書いておきますが、現時点で私は脱原発派でも原発推進派でもなく、電力会社アレルギーでもありません。念のため。