水耕栽培装置の構成
最近水耕栽培装置を自作している方をよく見かけます。
大体が塩ビパイプのようなものに穴をあけて水を流して栽培する、開放型の太陽光利用の循環式の形式ですね。
太陽光利用型は日射不足をあまり気にしないでいいのがいいですね!
人工光だと、光の強度の調整が難しい。また虫がつくことをどうにかしたいので、完全密閉型でやりたいと。
色々試したけど、多分光が弱いのだと思いますが、写真のように徒長してしまってその後ちゃんと育たないことが多く・・・
光を強くすると密閉型なので換気してもやっぱり熱がこもるし(室温に左右されまくる)、かつ電力も食うと。
ペルチェで冷却する機構は作ってありますが、成果はほぼなし。改良の余地がありありですね。
こういうのやりたい・・・
とりあえず、まずは形にしようと。まずは野菜を作りたいと。あわよくば安定供給したいと。色々な機構や状況はさておき、実装したい最低限の機能を作製しました。
(ほぼ1つの研究材料になりそうな構成ですね・・・)
将来的にはチューブポンプで測定した伝導度から、肥料濃度を一定濃度に保つ機構を付けたいところですが、また時間かかりそうなので、とりあえず後回しにして。
ラズパイにはADCなどがなく、将来的にいろいろ試したいというところからPICとラズパイをI2Cで通信させてみました。
PICをI2Cのスレーブにして通信させる記事はネット上に少なく、
こちらの記事を参考にさせていただきました。
PIC16F1827で温度計をADCにて、前回記事にした伝導度計をCCPで計測して、伝導度を周波数として計測。
その数値をラズパイからの指令により取得する、と。
ラズパイではライトのON、OFFの管理、漏水センサーなどの入力、測定データの記録などを実現しました。
操作は4インチのタッチパネル式LCDで。
・・・なかなか高くついてしまいましたが、とりあえず欲求が満たされたのでよしとします。あとは食欲がどのように満たされるかが試されます。